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●オーラルケアがワンちゃんを長寿にする

3歳以上のワンちゃんの、8割は歯周病と言われています。
実は、1歳を越える頃から歯石、歯周病の発生率が高まっているのです。
ワンちゃんの健やかな生活を守るには、若いうちからお口のケアをすることが必要です。
なかなかハードルの高いワンちゃんの歯磨きですが、しっかりとオーラルケアをしてあげましょう。

長寿犬は3日に一度の歯磨きをしているという結果もあります。
ワンちゃんは、3~5日で歯石になります。歯石になると、家庭でのお手入れで取り除くことが難しくなります。やがて細菌が繁殖し、歯肉炎となり、やがて歯周病になります。
3日に一度の歯磨きにより、歯垢が歯石になるのを防げるので、歯周病も予防することが出来ます。

◎歯磨きが嫌いなワンちゃんには練習

‐少しずつ慣れさせましょう –
1.食事の時に、食器の横に歯ブラシを置いて見慣れさします。
2.歯ブラシを持った手で大好きなおやつを与えます。
3.スキンシップの時、歯ブラシを持っている手で優しく撫でます。
4.食事の前に、歯ブラシを持った手で口の周りを撫でます。

‐実際の歯磨きの練習 –
5.片手で顎の下を支え、もう片方の手は頭の上に置いて親指で唇のあたりを触ります。
6.好物の味をつけた人差し指を唇の中に少し入れます。
7.濡らしたガーゼを巻いた歯ブラシでワンちゃんの歯に1秒だけ触ります。
8.片方の手で唇をめくり、歯ブラシで犬歯に触ります。
9.片方の手で唇をまくり、歯ブラシで犬歯から奥の方の歯に触ります。
10.犬歯の後ろの隙間から歯ブラシを前方に差し入れ、切歯の内側をブラッシングします。
11.犬歯の後ろの隙間から歯ブラシを後方へ差し入れ、臼歯の内側へブラッシングします。
12.犬の顔をやや上に向け、マズルの上側を持って口を開けさせる練習にも慣れたら、奥歯の内側に歯ブラシを当ててブラッシングします。

ポイント:
・おやつを使うと効果的です。練習の直後、おやつを与えてよく褒めてあげましょう。
・練習時間は短めに、1日当たり数秒~数分程度にしましょう。1日に何回か練習を行う場合は、1時間以上の感覚をあけて行いましょう。
・叱ったり、抑え込んだりしてはいけません。指や歯ブラシを口の中に入れるのを嫌がるときは、無理に続けないでください。

歯磨きガムや、歯磨きシート、指サック歯ブラシなどいろいろ商品があるので、ワンちゃんと飼い主様が使いやすいものを使ってみてください。

歯磨きガムやかじるおもちゃは、犬が好むだけでなく、歯垢を落とすのにも役立ちます。
ただし、与える時は硬さに注意しましょう。硬いものをかじらせると、葉が割れることがあり、その傷口から細菌が入ると重大な病気になってしまう事もあるので気をつけてください。

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