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四月の飼い方

四月の飼育管理のポイント:大分暖かくなりますが、花曇りで雨の日も多い月。晴れると暖かく降ると寒いこの月は、風邪などひきやすい気候です。犬は風邪をひくと咳が長びきますので、風邪をひいたら初期のうちに完治するように薬は正しく服用しましょう。これから先は、被毛の手入れも本格的に行なうようになりますので、ここ数カ月は手入れを中心に書いてみます。

手入れ

生後六カ月頃になりますと、伸びる毛質のヨーキーでもあまり放置しておきますと、「ヨーキーの毛は他犬種よりもつれない」とは言っても、やはり長毛種ですからからんだり、もつれたりしてきます。せっかくの美しくなるべき被毛も、これでは形無しです。生後五、六カ月はやがて七、八カ月ぐらいになってセット・アップする準備の時期ですので、ぼつぼつ毎日ブラッシングをするようにしましょう。ショーに出陳する子でなくても頭の毛が長くなって顔化を覆うようになり、口ヒゲが伸びて食事をするとき汚れたり、食べにくかったりしては困ります。犬により早い遅いの差はありますが、大分邪魔になってきているはずです。しかし無理してあまり早くからセット・アップするより、手まめに頭の毛、口ヒゲなどの汚れを拭いてやってもつれないようにとかし、生後七、八カ月ぐらいになったらいよいよセット・アップを始めましょう。最初は頭、口ヒゲ、尾の毛からはじめます。全身にオイルを塗布してよくブラッシングをした後、まず、目の上に垂れ下がった毛を頭頂のあたりまでひとまとめに束ねて紙(セット・ペーパー)に包み、適当に小さく折り曲げて、輪ゴムで結びます。次に両サイドの口ヒゲも目尻の下から口角にかけてとり、頭同様束ねてセットします。尾の先の毛も、肛門を避けて尾の付け根を分けてとりセットします。この際、輪ゴムは毛の部分だけにかけ、骨の部分には決してかけないようにします。セット・アップする際は、必ずオイルを塗布してから行ない、素巻きにしないようにします。またセット・アップを始めたら、しばらく観察していて、犬が慣れないためにはずしてしまうようでしたら、きつく叱って止めさせるようによく注意してください。犬が慣れてきてセットをはずさなくなっても、毎日一度はとり替えてあげるようにしないと、毛がからんで、ごっそりむしれてしまうこともありますので注意しましょう。セット・アップとか、セットとか、ラップするとは、以上のように紙に毛を包んで束ねて止める操作のことで、毛が長くなるにつれて、数も増やしてゆくようになりますが、ショーを追う犬でない場合は全身行なう必要はありません。

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