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二月の飼い方

二月の飼育管理のポイント:寒い日の多い二月は、寒がりやのヨーキーたちは暖かい暖房器具の側に居座って、自分から進んでハシャギながら運動しようとしないのが普通です。雪のない所ではなるべく日中暖かいときを選んで、戸外に連れ出し、運動と日光浴を。雪国の地方では縁先の日だまりなどで遊ばせるか、暖房した室内に太陽光線のランプなどを使用する方法など、工夫をしたいものです。

食事

運動量と栄養のバランスを考えて、食事の量や質を調整して与え、肥満にならないように気をつけてあげましょう。肥満型の犬には成犬用ドライ・フードを少なめに与え、おやつが欲しいときは、ドライ・フードまたはチーズなどを少し与える程度にし、痩せ型の犬については、大抵の場合、食欲の無い犬に多いので、内臓(レバーなど)の缶詰などの香りの良い肉質のものや、うどん、マカロニ、パンなどの澱粉質のものを混ぜて与えるなど工夫してみるとよいと思います。また、ミルク、牛乳など水分の多いものを与えるのもよいでしょう。

手入れ

シャンプーは暖かい日に十日ぐらいの間隔で行ないたいものです。毛の伸びた成犬は、汚れやすく、もつれやすい状態になる上に、肛門の周辺や、体の内側、特に雄の場合は腹部、股間、後肢などが汚れやすいので、放置しておくと不潔臭がしたり、湿疹の原因となったりしますので、用便の後は拭いてあげたり、シャンプーによっていつも清潔にしておきましょう。それにシャンプーは皮膚や被毛にも活力を与える効果があります。

運動

寒さで運動不足になる月です。少々寒くても、日中暖かい時間を選んでの戸外運動などが効果的です。犬用のガウンを着せて出るのも寒さから守る一つの方法です。二〇分もやれば充分でしょう。帰ったらゴミやほこりを落として暖かい所で休ませてあげてください。ガウンを着せてのお散歩も可愛いものです。

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