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七月の飼い方

七月の飼育管理のポイント:前半は梅雨でじめじめした日が残ります。後半は、梅雨明けの蒸し暑い夏の訪れで、湿度、温度共に最高の月です。クーラーで冷やし過ぎは下痢や風邪のもとですので注意しましょう。暗い場所や、夕暮れ頃からは蚊が出ますので防虫をしっかりしてあげましょう。

手入れ

手入れのうち、シャンプーの詳細については成犬の六月の項から続けて書きますので、シャンプー以外をひき続いて書きましょう。一歳以下の犬ですと被毛は着地するほどには伸びていませんので、頭、髪、両ヒゲ、顎ヒゲなどを重点的にセット・アップしましょう。それから尾の毛も排便の邪魔になりますので、付け根の所を分けてとり、束ねて上の方にセットします。輪ゴムは毛の部分だけにかけるように気をつけてください。後ろの方の毛が大分伸びて必要があれば、臀部の所も左右に分けて臀部の両脇でセットします。この時期はこのぐらいの個所だけで充分だと思います。年齢が進むにつれて段々全身のセット・アップが必要になってきます(ショーに出陳しない犬は格別必要ではありません)。ショーに出さない犬は毛が着地するあたりで平らに切り揃えて、ブラッシングを毎日行なっていれば充分でしょう。

①ピン・ブラシまたは毛のブラシで、全身のほこりをとり除く。

②オイルが必要な場合は獣毛ブラシで塗布する。

③獣毛ブラシで満遍なくブラッシングする。

④ピン・ブラシで毛並みを整える。

⑤金櫛でさらに細かい所までとかす。

獣毛ブラシはある程度毛の固いるのを選び、犬が嫌がらない程度の強さで、皮膚をマッサージするようにし、血行をよくして新陳代謝を促すようにします。また手入れをする際は、皮膚や被毛をよく観察して、痒がらないか、皮膚が赤くなっていないか、湿疹ができていないかなど確かめて適切な処置をしなくてはいけません。

運動

運動は涼しい朝、晩を選んで多くしましょう。生後六カ月~二歳は、体の成長期から完成期に至る時期ですので、管理も積極的に行ない素晴らしい犬作りに努力するときだと思います。何といっても暑い時期ですので、犬といっしょに飛び回るわけにはいきませんが、早朝や夜の涼しいときに毎日規則正しく運動することは、犬にとっても人間にとっても健康上、大変良いことで、気分転換にもなり、じりじした昼間の疲れを吹き飛ばしてくれます。

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