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一月の飼い方

若犬時代(生後六カ月~二歳)と言いますと、子犬時代から成犬への中間で、変化の激しい時代です。そしてもっとも美しく感じ、ヨーキーの魅力を充分見せてくれる時代でもあります。中でも生後六カ月~九カ月の間は子犬時代の延長で、外見上もっとも変化をする時代で、生後四、五カ月頃の面影を残しながら、存外大きくなる犬もあれば、思いがけない異なったタイプに育ってみたり、様々の場合があります。ヨーキーの場合は九カ月を過ぎてみないと、この先どんな犬に育つか判断に苦しみます。それでも九カ月過ぎる頃には次第に体も充実して、一歳半~二歳までには被毛も伸びて、ほとんど親犬として完成していきます。生後九カ月以降は、体力づくりというよりは、被毛を養うというように、手入れなどに力を注ぎましょう。この若犬時代は、被毛が一番キレイに伸びて美しい時代でもありますから、ドッグ・ショーに出陳される方は、どんどん出される方が良いでしょう。三、四歳になりますと、被毛の色が変化(退色)して美しさも衰えてきます。この点、他の犬種と全く違うところです。

一月の飼育管理のポイント:ヨーキーの被毛はヨーキーの生命です。一月は空気が乾燥し、室内も暖房で相当乾いています。ヨーキーの被毛にとって、空気の乾き過ぎは大敵です。室内の湿度を、人工的に適度に保つことが必要です。ヒーターなどの保温器具を使用する場合、被毛が直接器具に触れないように布で包んでなるべく被毛の損傷を防ぐようにしますが、できれば室温を二〇~二五度ぐらいまで上げて、間接保温にしたいものです。全体に暖かいと毛の伸びがよく、体調もくずしません。ただし、ショーに出陳しない予定であれば、ヒーター、湯タンポなど使用しても大いに結構だと思います。

食事

寒い期間中は、蛋白質、脂肪の多いドッグフードや、必要によっては肉類、チーズ、犬用ミルクなどを混ぜた高カロリーの食事を与えるとよいでしょう。生後六カ月~十カ月ぐらいまでは、まだ体も成長し充実する時期ですし、寒さも加わり被毛も生え、カロリーも消耗しますので、特に食事の管理が大切だと思います。食事に欠陥がある場合、毛の光沢が落ちバサバサの感じでしなやかさが欠け、体の肉付きも悪く痩せてきます。細く痩せた体に美しい被毛は生えません。保温と栄養には充分気をつけたいものです。

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