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四月の飼い方

四月の飼育管理のポイント:四月は晴れると結構暖かですが、まだ寒暖の差が大きく不安定でもあります。花に酔ってる間に老犬が風邪をひく、などということもあります。また気候がよくなると同時に皮膚病が目立ってくることもあります。冬の間、寒さで乾燥して活力が低下していた皮膚に、主として背すじのあたりに湿疹が生じやすく、また下腹部のあたりがカサカサして乾疹ができたりします。二硫化セレンのシャンプーなどで薬浴させて、ひどい所には軟膏(獣医師に相談して)を塗布して広がらないうちに治してあげましょう。

食事

食欲のある犬であれば特別に気をつかう必要はないのですが、歯槽膿漏があったりして固いフードが食べられないものには、柔らかく浸したフードにカルシウム、ミルクなどを入れて、好むタイプにして与えましょう。歯が一本もなくても固いフードを好んで食べる犬もありますので、毎日食事の世話をしていれば好みがわかりますから、それに応じたものを食べさせてあげましょう。反対に食べ過ぎると、下痢を起こしたり、食欲不振になりますので、そんなときは絶食して整腸剤を与えます。

薬を与えるときは(私は粉末を使っていますので)、必要量を食事に入れるか、または少量の水に溶いて、スポイトか注射器で口角の皮膚を少し持ち上げ、静かに注入してあげますとむせることもなく飲み込みます。

犬舎

日当たりのよい場所でサークルに出してあげるか、自由にしてあげれば、自分で暖かい場所をみつけて寝ます。大いに日光に当てましょう。必ず日陰になる場所も作ってあげておき、好きな場所に自由に移動できるようにしてあげます。

運動

できれば屋外に連れ出して春の陽を浴びながら、散歩をして若さを保つようにしましょう。

手入れ

シャンプーは十日に一度ぐらい行ないますと、皮膚の血行がよくなり、皮膚病の発見や予防もできます。足腰が弱くなっているので、取扱いも気をつけて苦痛のないように。入浴の後は、充分に乾かして、湿った所のないようにしましょう。終わったら暖かい犬舎に入れて戸を締め、一旦安眠させてから遊ぶようにしませんと、そのまま日に当てたり、寒さにあうと風邪をひかせてしまいます。

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