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一月の飼い方

七歳を越しますと、まず皮膚の若さが失せて、何となく老いたという感じになります。例外を除いて、まず歯が抜けて顎の骨が細まり、口先が尖った感じで、頬のこけた老人といった顔貌になってきます。体の方も肥満気味になりやすかったり、反対に骨ばった痩せ型になる場合もありますが、ヨーキーの場合、気性だけは張っていて「若いるのには負けない」といった存在感を保ちます。病気にも比較的強く、食欲も落ちないで、固いドッグフードなども素早く食べるなど、世話する者が嬉しくなるほどです。十歳を過ぎる頃になると例外もありますが、大抵は美しい被毛も色があせてきて、ブルーの色にブロンズかかり、毛質も光りとしなやかさに欠けてきます。この頃から人間で言いますと老後、自由気ままにのんびりと過ごさせてやりたいものです。

一月の飼育管理のポイント:老犬は、何より暖かくしてあげることです。特に十歳を越えたヨーキーは、被毛の量も減り、寒さによって足腰の痛みが起きますので、なるべく環境を暖かくしてあげるよう心配りをしてあげましょう。

食事

先にも述べましたとおり、食欲は若いときよりむしろ旺盛になります。食べることが最上の楽しみとも思われるほどです。しかし、食べる割合いに運動が足りず、食べては寝る状態が続きますと肥満体となって、いろんな欠陥が生じますので、運動とのバランスを考え、栄養の過剰を避けます。ドッグフードを好んで食べる犬には、ドッグフードだけ与えれば充分でしょう。ただし、一月は寒いので、肉付きが落ちるようでしたら、少し脂肪、蛋白質の多いものを加えるか、フードの量を増やしてあげたらよいでしょう。ドッグフードの量を増やして与える方法が一番無難で、体調をくずれないようです。

犬舎

暖かくしてあげることは何よりも大切なことです。特に老犬は、寒さが続けば痩せてきます。老犬独特の咳をしたり、神経痛のような痛みも起きて足腰のふらつきもみられます。ボケ症状にも似たところも出てきますが、大概(たいがい)は一時的なもので、暖かくなると、また元気になるものです。したがって、室温は二〇度以上に保ち、ヒーター、湯タンポなどで直接肌を暖める方法がよく、サークル飼いの場合は暖房マットを使用すると便利です。

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