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三月の飼い方

三月の飼育管理のポイント:三、四月に入ると、そろそろ展覧会の声も聞かれます。少し寒い日はあってる犬達にとって、長い冬からの開放で嬉しい季節です。生後六カ月~二歳頃までは成長過程で、体も毛も日に日に変化する時期ですので、寒い一、二月にできなかった管理面にも充分力を入れ、展覧会に出陳する予定の犬もそうでない犬も、それぞれに必要な管理をしましょう。また季節の変りめは風邪にもかかりやすいので注意が必要です。

運動

引き運動は食間か食前にしましょう。運動や食事の後は静かに眠らせてあげます。動いているときは少々寒くてもよいのですが、安眠させるときは犬舎内は暖かくしてあげるようにしましょう。お腹を上にして眠っているときは、最高の状態のときです。

手入れ

二月に引き続き鼻梁や耳の脱毛について考えてみます。脱毛すると鼻先が長く見え、品を欠きますので、特にショーに出陳するヨーキーにとっては大変不利な条件になります。脱毛してから元の状態に戻るまでに相当期間(四、五カ月)かかりますので、脱毛の予防策を考えなくてはなりません。次に脱毛の予防法と言われることについて記しておきます。

1・脱毛の徴候がまだ見られない十二月の末頃から、二五度以下の寒い室内に置かないこと。これは湯タンポ、ヒーターなどで体を温めただけでは効果は薄く、鼻(顔)のあたりまで暖かになっている方がよいようです。保温器具として大のものは別として、ファン・ヒーターによる暖房とか、電気コタツを犬舎の上にすっぽりと置き、覆いをかけて温める方法などが効果的のようです。

2・脱毛しやすい部分を毎日暖かい蒸しタオルで充分に蒸し、血行をよくすること。

3・指の腹でときどき脱毛しやすい部分をマッサージして血行をよくしてあげる。

4・耳には耳袋を作って頭に冠せ、冷たい外気に触れないようにする。

5・二硫化セレン入りのシャンプーを指先につけ、脱毛しやすい部分に塗布してよくすりこみ、後暖かいタオルで蒸し、その後洗い流して乾かし、しもやけ防止クリームなどを塗っておく。回数は週一回ぐらいでよいですが、脱毛の兆候が現われた場合は四、五日に一度ぐらい行なった方がよいようです。

6・カルシウムやビタミンE、B₂、B₆などの多い食事や栄養剤を与える。

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