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五月の飼い方

五月の飼育管理のポイント:色めくような五月の風はさわやかですが、大分暑い日もあれば、ものい雨の日もあります。人間でもじっとしていたいようなときもありますが、ヨーキーも、遊んであげれば活動的な犬になり、放っておけば、広い家の中でも自分の気に入った所にじっと寝そべっていることが多い。来訪者でもあると、ワンワン吠えて走り回りますが、後はまた自分の居場所でじっとしているのが普通です。これでは運動不足になりますので、人間の運動も兼ねて散歩に連れ出し、外の空気を吸いながらストレス解消もさせてあげましょう。

運動

公園の芝生や静かな広場で一緒に遊んであげ、場所もときどき変えてみた方が効果的で、公園、川の堤、田畑のある所とか、たまには人の集まる場所など、気分転換や健康保持に役立てましょう。

食事

気候が変わっても、食欲は比較的変わりなく、むしろ気温が高い方が食べる傾向があります。ドッグフードを主体にして、犬の太り加減をみながら調節をして与えましょう。中には急に食欲が落ちたり、まったく食べなくなることがありますが、たいていの場合は胃腸をこわしたり、歯痛があったりすることが多いのです。注意して便の様子をみてください。

また、腹部に耳を当てて聞いてみますと、ブツブツ発酵音がしていれば、下痢を起こしていることがわかります。そのときは、一、二回絶食させてビオフェルミンなどを与えてみます。便が正常になれば、また食べるようになります。歯痛があれば口に触れると極度に嫌がります。どちらもひどいときには獣医さんに診てもらいましょう。

食べ過ぎは肥満につながりますので、加減をして与え、痩せ型の犬には下痢さえしなければ、少し肉類レバーなどを混ぜて、全体量を多くして与えます。

食事時間をよく覚えていて、年とった犬ほどその時間がくると要求するものです。食事に限らず、寒い、暑い、犬舎に入りたい、出たいといろいろ要求して吠えますが、なるべく優しく応えてあげるように努めましょう。

手入れ

ヨーキーに限らず室内犬は比較的柔らかいものの上で生活したがるので爪が伸びやすく、うっかりすると驚くほど長くなったり丸く曲がって肉にくい込むような形さえしていることがあります。毛の手入れと同様、入浴後に必ず短く切ってあげましょう。

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