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●ワンちゃんの食事に関する知識

ワンちゃんにはおいしい食事をあげたい、愛犬には健康によい食事をあげたい、
こうした飼い主の思いを受け、最近はさまざまな工夫がされているドッグフードが増えてきています。。
栄養的に優れているのは当たり前、香りやドライフードの形、色や香りにこだわって嗜好性を高めたフード、健康面を重視した質の高い自然素材を使用したフード、犬種やライフスタイルなどによって選べるフードなど、種類は多彩にあります。
それだけに、選び方や与え方に慎重になりたいものです。
フードの選び方や与え方を間違えると、栄養の過不足や偏りによって健康を害することもあるのです。
また、ワンちゃんは人が食べているものを欲しがりますが、ワンちゃんの要求に負けてつい人が食べているものを与えてしまう飼い主も少なくありません。
正しい知識があれば、要求をうのみにすることはないでしょう。
ワンちゃんの食事について、正しい知識をもつことから始めていきましょう。

●ワンちゃんはもともと肉食動物、人は何でも食べる雑食動物

動物は「肉食」「草食」「雑食」に分けることができます。
人はは草食に近い雑食で、犬はもともと肉食動物なのです。
しかし、人とともに長く暮らすうちに、ワンちゃんは野菜も食べる雑食性の動物になったのです。
ですが、もともとの食性が違えば、体の作りや消化の仕組みも違うのです。
愛犬の食事を考えるときは、ワンちゃんと人の違いをきちんと理解しましょう。
・ワンちゃんは食べ物を噛まない
ワンちゃんは人のように食べ物をほとんど咀嚼しないのです。大きな頭と歯は獲物に咬みついて仕留め、その肉を切り裂くためのもので、口に入れたらほかの動物に襲われないうちにすぐに飲み込んでしまいます。
唾液は食べ物を飲み込むためのもので、人の唾液に含まれるアミラーゼ(消化解素)はほとんどありません。
・ワンちゃんは食べ物を丸呑みしても平気
ワンちゃんの胃から分泌される胃液の酸性度はとても高く、丸呑みした食べ物もしっかりと消化し分解されます。
人だったらお腹を壊すような傷んだものを食べても平気なのは、胃酸が強く菌を退治できるからなのです。
・ワンちゃんの短い腸管は肉食向き
胃で分解された食べ物は小腸や大腸で吸収されますが、腸管の長さ(体長との比率)は、肉食動物は短く、草食動物は長いというのが特徴です。
不溶性の食物織維が多く含まれる草を食べる草食動物は、その消化吸収には長い腸管が必要です。もともとが肉食動物のワンちゃんは腸管が短いため、食物繊雑の多い食物の消化吸収は不得意なのです。

●ワンちゃんと人、最適な栄養バランスはここが違う

人もワンちゃんも、タンパク質、、脂肪質、炭水化物、ビタミン、ミネラルを食べ物から摂ることで命を維持してます。
このうち、タンパク質、炭水化物、脂肪の「三大栄養素」はとくに重要な栄養素です。
しかし、ワンちゃんと人とでは理想的な栄養バランスが違います。
人と同じような栄養バランスで考えていると、栄養素の過不足が積み重なり、体にさまざまな負担をかけてしまうのです。
たとえば、体を作る働きのあるタンパク質は、ワンちゃんの場合、人の13〜28倍(体重1㎏当たり)必要だと考えられており、不足すると生体機能そのものが低下します。
また、タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質がありますが、肉食動物のワンちゃんには動物性タンパク質のほうが体に負担をかけないのです。
いつも同じタンパク質ばかりを与えると、必須アミノ酸不足などの問題も起きます。
エネルギー源になる炭水化物や脂肪も、不足すれば免疫力が落ちて痩せ、皮膚や被毛の衰え、繁殖機能の低下などを起こし、過剰であれば、肥満からさまざまな疾病を招くことになるのです。

●毎日おやつをあげていますか?

体重の違いで、食べ物のカロリーがこんなにも違うお話です。
体重約3kgのワンちゃん(やや小太り)に、1枚(10g、1枚当たりのカロリーは約50kcal)のクッキーをおやつに与えると、ワンちゃんの1日当たりのエネルギー所要量の約1/4になるのです。
これを体重約60kgの男性(165cm、活動量ふつう)に置き換えた場合、同じカロリーの割合をクッキーで食べると、なんと10枚食べたのと同じになります。
大きなハンバーガー約1個分と同じです。
同じものを食べさせたいと思う飼い主が多いと思いますが、小さな体では、私たちの食べ物のサイズがいかに大きいかがわかります。

●進化・細分化しているドッグフード

ドッグフードにはさまざまな分け方と種類があります。
「総合栄養食」「間食」などの目的別、「ドライタイプ」「ウェットタイプ」などのタイプ別、「成犬用」「子犬用」「シニア犬用」などのライフステージ別に分けるのが一般的ですが、
最近は、犬種別やサイズ別のフード、厳選した素材を使用したグルメ志向・健康志向のフード、素材や栄養などで選べるフードなど新しいものも出ています。
そのため、愛犬に合うドッグフードがわからないという声も聞かれますが、基本は、ワンちゃんが必要とする栄養素がすべて含まれている「総合栄養食」を愛犬の年齢に合わせて選びましょう。
総合栄養食であれば、新鮮な水とともに与えるだけで愛犬の健康を維持できるのです。
ドライタイプでもウェットタイプでもかまいません。
現在は、飼い主自身も「おいしそう」と感じるようなドッグフードが増えていますが、
愛犬の好みや食べ方、飼い主の考え方やライフスタイルなどに合わせて選びましょう。

●日本で販売されているフードは厳しく規制されている

ドッグフードを選ぶ際は「安全性」も気になりますが、現在、日本で製造・販売されているドッグフードは「ペットフード安全法」という法律で厳しく規制されており、
パッケージに「総合栄養食」と記載されているものであれば、基本的にどれを選んでも間違いはないでしょう。
原材料も、ペット用に粗悪なものが使われるようなことはなく、人が食べているものと同じ食材から作られているのです。
添加物を気にする人もいますが、ペットフードに使用されているものは、すべて安全性試験が実施されて食品や飼料に使用することが許可されたもので、それぞれ目的をもって使われてます。
例えば酸化防止剤は、ドッグフードに多く含まれている油脂の酸化を防止する役割があり、加えないと酸化が進んで逆に体に悪影響を与えることになります。
現在は自然素材由来の抗酸化成分が配合されているドッグフードもあります。
なお、ドッグフードには高価格なものも低価格なものもありますが、低価格だから品質が悪いということではないのです。
原材料の価格の違いもありますが、大量生産のものは価格が安くなり、多品種少量生産のものはコストがかかるために価格も高くなります。

●ドッグフードのパッケージに書かれた「AAFCO」

ドッグフードのパッケージで「AAFC〇栄養基準」などの記載があります。
この「AAFCO」は「米国飼料検査官協会」のことで、日本のペットフード公正取引協議会では、AAFCOの栄養基準を「総合栄養食」の栄養基準として採用されています。
この基準を満たしていれば、そのフードと水だけで健康を維持できると考えられているのです。

●ドッグフード選びのポイント

〜ドライフードの特徴〜
・開封後の保存性が高い。
・総合栄養食のものが多く、栄養価が高い。
・ウェットフードと比較すると経済的。
・あごを鍛えたり歯垢を取ることも。
ウェットフードの特徴:
・おいしい味・食感が肉や魚に近い。
・水分含有量が多いので、水分を効率的に摂取できる
・消化がよい。
・ドライフードに比べて低脂肪・低カロリー。

●犬種別・サイズ別フード

犬種別フードは、犬種ごとの特性に合わせたケアに必要な特別な栄養素を加えたりしているフードです。
超小型犬用から大型犬まであるサイズ別フードもそれぞれの特性に配慮、食事量はもちろん、粒の大きさなども工夫がされています。

●避妊、去勢犬用、肥満犬用

肥満になりやすい避妊・去勢後の犬や、肥満している犬は、低カロリー・低脂肪に設計されたフードで体重を管理してみましょう。
食物繊維などを加えて満足できるよう工夫して作られています。

●ライフスタイル

気になる点で選ぶドッグフードの中には、「体重管理」や「口臭ケア」、「皮膚や被毛を美しく健康に保つ」、
「フンのにおいを軽減する」、「腸内環境の健康維持」、「尿路結石の形成に配慮」など特定の目的で成分が配合されたフードもあります。
愛犬の状態で気になる場合は利用してみましょう。

●年齢やライフステージで選ぶ

成長期の子犬と、成犬、高齢犬では必要な栄養素やカロリーが違います。
子犬の時期に栄養素やカロリーが不足すると健全に成長できず、成犬や高齢犬に高カロリーな食事を与えると、肥満やさまざまな疾病があらわれることがあります。

●ミックスフィーディング

ドライフードにウェットフードを混ぜて与える方法です。
ドライとウェットの比率を変えたり、バラエティを変えることによって、いろいろなバリエーションが楽しどんな犬に合うのでしょうか。
太り気味の犬ドライフードの量を減らして、かわりにウェットフードを多めにトッピングするだけで、満腹感を保ちながら、摂取力ロリーを低下させることができ、
ボリュームがあって低力ロリーなウェットフードは、食べすぎや力ロリーの取りすぎを防ぐのに効果があり、ダイエットに活用できるのです。
熱中症になりやすい夏など、普段ドライフードだけを食べている犬にウェットフードを混ぜることで、食事からも水分を補給ができます。
食欲がないウェットフードはにおいがよいので、食欲を刺激します。
ドライフードにウェットフードを混ぜることで、ドライフードだけでは食べなかったワンちゃんも食事をするようになることもあるのです。

●ライフステージに合わせた食事と与え方

〜子犬の場合〜
生後約3週間の離乳期を迎えた子犬から1歳を過ぎて成長期を終える時期までは、必ずそのライフステージに合った「総合栄養食」と明記されたフードをきちんと与えることが大切です。
同じ週齢・月齢であっても、体格が異なる犬種では、離乳期、幼犬期、成長期に必要な栄養バランスが異なりますので、フードの適応年齢をよく確認しましょう。
この時期の子犬は、成犬に比べると消化能力は未発達ですから、食事の回数を1日3〜4回に増やしましょう。
また、乳歯から永久歯に生え換わる生後5〜6カ月頃までは、硬いものを食べさせると乳歯が破損する恐れもありますし、歯の生え換わりの時期は歯肉が傷つきやすいため、できるだけやわらかい食事を心がけましょう。
なお、ミネラルの過剰給与による障害についてはあまり知られていませんが、大型の犬種の子犬に余分にカルシウムを加え続けると、カルシウム不足で起きる「くる病」に似た骨格の成長障害を引き起こすことあります。
体格が小さいからとカルシウムを多く与えたりすると、リンやマグネシウムなど他の栄養素とのバランスが崩れます。
成長過程に何か不安があれば、動物病院かブリーダーに確認しましょう。
子犬には、ライフステージに合った総合栄養食を与えることが最も安心なのです。
成長期に栄養バランスを崩した食事を続けると、心身ともにその影響が残り、健康を損ねる恐れがありますので注意しましょう。

〜成犬の場合〜
ドッグフードのパッケージには1日の給与量の目安が記載してありますから、それを参考にして与えましょう。
ただし、ちょうどいい給与量はワンちゃんによって違います。
愛犬に合った適切な分量がよくわからない場合は、愛犬の体重を定期的に計って、維持に必要な分量をさぐる必要があるでしょうから、変化がなければ給与量が適切と考えられますが、
その日の活動量や気温などによっても消費したカロリーは異なるので、愛犬の身体状況を把握しながら、増減してみましょう。
肥満犬の場合、食事の量を減らすときは、ものたりない気持ちを持たれないよう1日の食事を3〜4回に増やし、空腹感を抑えるようにします。
食欲旺盛でガッガッ食べるので多めに与えて、結局は食べ過ぎているワンちゃんもいます。
そのようなときは、食器に少しずつ入れて食べ終えたら追加したり、水でふやかしてから与えたりしてみましょう。
食器の底がでこぼこしていて、一度にたくさん食べられないようになっている食器を利用して、時間をかけて食べるようにするのも効果があります。

〜高齢犬の場合〜
高齢になると活動量が落ちてくるため、高齢犬用のフードはカロリーが低く設定されてます。
一方で、免疫力や消化吸収力などが低下し、関節にもトラブルが起きやすくなるため、ビタミンやミネラルが強化されたり、チキンや魚の骨や軟骨の成分を増やしてグルコサミンやコンドロイチンなどの栄養素が摂れるようになっています。
関節や腎臓、心臓、認知機能などの健康雑持に役立つと考えられているDHAが配合されているものもあるので、
高齢犬用の食事に切り替えたときは、しばらくは様子をよく観察しましょう。
ワンちゃんによってはカロリーや栄養が不足し、元気がなくなったり毛づやが悪くなったりすることがあります。
そのようなときは、以前のフードに戻して様子をみてみましょう。
高齢になってあごの力が弱くなったり歯が抜けたりすることもありますが、フードを飲み込めるなら問題はありません。
食べにくそうにしているときは、水分を多めにして、ドライフードをふやかして与えたり、ウェットフードにするとよいでしょなお、高齢犬は唾液の量が少ないために、口の中が不衛生になりやすく、口臭も強くなります。
食事後は口腔内を水ですすぎ洗いするなどのオーラルケアも行ってみましょう。

●フードを上手に切り替える方法

今まで食べていたフードから、別のフードへ切り替えるには、ゆっくりと時間をかけましょう。
腸内の環境や細菌のバランスが変化し、お腹の調子が崩れることがありますから、新しいフードに慣れるまでは、少なくとも1〜2週間以上の時間を必要とします。
私たちも、海外旅行でいきなり食事が替わると、お腹の調子がおかしくなった経験がある方も多いと思います。
ワンちゃんも同様で、最初は今までのフードに新しいフードを1割程度入れ換え、体調の変化がなければ、2割、3割、4割⋯と、少しずつ割合を増やしてみましょう。

●食べてはいけない食べ物、注意しなければいけないモノ

動物病院に夜間救急搬送されるワンちゃんの中毒症状の原因について調べたところ、チョコレートを食べたというケースが一番多かったのです。
甘いお菓子などについているチョコレートをうっかり食べてしまうと、そのワンちゃんはまず助かりません。
ほかに、人の薬(頭痛薬など)を多量に誤食する、飼い主が吸っていたタバコを食べる、キシリトール入りのガムを飲み込むなどの事故が、全体の8割にも上っていました。
いずれも飼い主の注意不足による事故ですワンちゃんが飲み込めそうな物品を取り扱う際には細心の注意を払い、いたずらで異物を食べたりしないように注意しましょう。

●食事のお悩み

●ケース1
ドッグフードにすぐ飽きる(好き嫌いが激しい)
〜アドバイス〜
もともとワンちゃんは、食べ物が毎日同じでも飽きません。
自然界ではそれを食べなければ生きていけないからです。
ところが現代のワンちゃんは、飼い主の食事を毎日見て(においを嗅いで)知っているのです。
ワンちゃんは学習能力が高く、ドッグフード以外にもいろいろ食べ物があることを学習し、自分もそれを食べたいと思うのではないでしょうか。
ワンちゃんに見つめられて、つい少しあげてしまうこともありますから、ますます食べたくなるでしょう。
むやみに人の食べ物を与えるのも問題ですが、災害時のことも考えれば、いろいろな食べ物を食べられるほうが安心とも考えられます。

●ケース2
ドッグフードが嫌い
〜アドバイス〜
どんなドッグフードを出してていも食べない場合は、発想を変えて、手作りの食事にしても良いと思います。
きちんと毎日時間をかけることができ、自身も食にこだわって栄養知識のある飼い主なら、手作り食も可能でしょう。
最近は保存料や添加物があまり含まれないワンちゃん用の冷凍食品も出てきていますので、そういうものを試してもよいでしょう。
おやつなどのレシピもたくさん出ていますので、そこから始めてみてみましょう。

●ケース3
小食で食べむらがある
〜アドバイス〜
ドライフードを食べてくれないと、次々に種類の違うフードやおやつを開封して、日替わりで与えている方も多いと思います。
そして、気がつくと賞味期間が過ぎているのではないでしょうか。。
ドッグフードは、開封後傷んでいても、見た目に変化がないために人は気がつきませんが、
犬はにおいに大変敏感ですから、少し油脂が酸化していたり、においが変化したりしていると、その食べ物を本能的に避けることがあるのです。
食べないときは、フード類の管理から見直してみてみましょう。
大きな袋で買った場合は、清潔なタッパーなどに小分けにし、密閉して保存するようにしてみましょう。

●ケース4
食欲はあるのにやせている
〜アドバイス〜
よく食べるのにやせている場合は、愛犬の栄養状態に問題がないか、動物病院で調べてもらってみましょう。
身体検査などを行って9段階で評価する「ボティ・コンディション・スコア(BCS)」などでチェックすることもおすすめです。
単に活動量が多いからかもしれませんし、与えているフードの量が足りないだけかもしれませんが、
病気が隠れている場合も考えられますので、動物病院で相談してみましょう。

●ケース5
食べ過ぎで太っている
〜アドバイス〜
愛犬の体重を1週間に一度は計って記録する習慣をつけましょう。
肥満はさまざまな病気を招くきっかけになるため、甘く考えず、動物病院で肥満解決の相談をしてみることをおすすめです。
理想的な体重を指示されたら、それを目標にフードの給与量を決めて与えましょう。
ドッグフードの袋に書かれたカロリーなども確認します。。
1週間ごとに体重を計って記録し、体重の増減に合わせてフードの量を調整し、同時に体調の変化、元気の有無などもよく観察しましょう。

●ケース6
病気があって食べられるドッグフードの種類が少ない
〜アドバイス〜
ここ数年、病気の治療方法や処方食もどんどん進化し、大きく変わっています。
心臓病についても、以前は治療にあたっては体重を落とすのが当たり前でしたが、最近では無理にやせさせる必要はないという方針に変わってきているのです。
肝臓病や糖尿病では、タンパク制限食以外にも食事のバリエーションが増えています。
悩んでいることがありましたら、対処が他にないか、動物病院で相談してみましょう。

●ケース7
食物アレルギーがある
〜アドバイス〜
アレルギーがあるワンちゃん用の処方食も進化しています。
食物アレルギーの原因物質を除去したフードのほか、最近では分子レベルにまで分解されたアレルギーを起こさない食事も開発されていますので、動物病院で相談してみましょう。
また、アトピー性皮膚炎の犬の場合は、脂肪分が少なめのフードのほうが良い結果が出ることもありますし、シャンプーやセラミドなどの皮膚ケアを見直したら症状が軽減したという事例もあるのです。
獣医療も日進月歩で進んでいますから、獣医師に相談しながら根本的に対処方法を見直してみましょう。

●ケース8
ドッグフードを変えると体調が悪くなる
〜アドバイス〜
人も「腸活」の大切さが盛んに言われていますが、ワンちゃんも同じなのです。
フードを変えるとお腹を壊すワンちゃんがいますが、食事だけが原因ではなく、腸内細菌のバランスが悪くなることで毒素が発生し、
その毒素が原因でアレルギーが起きたり腸の絨毛が弱くなったりしてさまざまな症状が引き起こされることがわかってきています。
腸の働きを活発にするためには、ヨーグルトやケフィアなどを食べさせる方法もあります。
また、愛犬にプロバイオティクス(体によい働きをする細菌)のサプリメントを与える人も増えました。

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