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犬が叱られているのを見ていますと、ほとんどの場合がやってしまった後で怒られているようです。

人の場合なら後で叱られても、その理由を言い聞かせることができますから、自分がなぜ怒られているかということが分かります。犬は言葉が分かりませんからなぜこんな目に合うのかさっぱり合点がゆきません。よく大、小便のしつけの指導書に、排尿したあとを無理矢理に嗅がして叱っている写真が出ていますが、それで犬が本当に悪いことをしたと思うでしょうか。この場合は小便を嗅いではいけないと思うのではないでしょうか。

人は自分の考えがそのまま犬に通じるものと勝手にきめている場合が非常に多いことを知らなければなりません。正しい叱り方は犬が尿意を催し、適当な場所を捜し始め、放尿姿勢に入る寸前に、時を逸せず叱るのが正しいのです。

変な叱り方をしていると、犬は周章狼狽して卑屈な性格となり、家族の一員として好まれない動物になってしまいます。訓練科目としては比較的容易な選別において、往々ミスがあるのは叱り方の間違いによるものといわれているのです。

叱り方は何んでもないようで大変難しいものだといえます。

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