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●家族の健康を守りたいそんな飼い主の心をサポート

ワンちゃんとの暮らしはとても楽しく充実したものですが、飼い主も愛犬も動あるもの同士、ときには病気になったりケガをししたりして、病院に駆け込まざるを得ないようなときもあります。
そんなとき、大きな負担になるのが愛犬の医療です。
人間の場合は公的な医療保険制度が整っていますから、それほど大きな負担にはなりませんが、ワンちゃんは違います。
手術が必要になったり、薬を長期間服用しなければならなくなったりすると、その費用は飼い主の経済が圧迫されます。
とくに今、ワンちゃんの平均寿命は15歳に近づき、高齢犬が増えているのです。
高齢化に伴って、病気やケガなどのトラブルも当然多くなっています。
また、獣医療の技術や医療機器の進歩で、一昔前と比べ、ペットの医療費はずいぶんと高額になっていきました。
愛犬の健康はしっかりと守りたいと思っていても、状況が厳しい場面もあります。
そこで昨今、ペットの入院・手術や通院費用を補償する「ペット保険」に関心をもつ飼い主が増えてきています。
実際、利用者数も伸びているのです。
ペット保険をうまく利用できれば、大きな経済的・心理的負担も少なくなって、愛犬にしっかりとした治療を受けさせることができるのです。
「愛犬は家族の一員だから」、「大切な家族には後悔しないようしっかりとした治療を受けさせたい」、そんな飼い主の気持ちをサポートするのがペット保険ではないでしょうか。

●医療技術や機器の発展により、以前はあきらめていた病気も治るようになり、発見もしやすくなったため、医療費も高額に

ワンちゃんの検査にしても、以前はなかったMRIやCTなど、普通に使用できるようになっていますし、骨折の治療に使う素材も、前だったらステンレスやスチールのピン1本で止める治療しかできなかったものが、
現在は高額ですが、チタンのプレートを選ぶこともできたりして、手術で使う機材も進歩しています。
高額な検査・治療を選んでいくとかなりの金額になってしまいますが、手術方法や治療方法などもいろいろあるので、どの方法を選択するのかで金額はかなり違います。
検査をしっかりしたいのか、それとも検査よりも治療にお金をかけるのか、飼い主さんの考え方次第です。

●ペット保険に加入している人と、していない人では、医療の受け方などで違い

心臓外科の先生のお話によると、心臓外科の手術は、50万円とか100万円とかかかるみたいです。
手術に踏み切るのはペット保険に入っている人が圧倒的に多く、しかも決断が早いそうです。
そこが大きく違うところみたいです。

●獣医師の立場から、ペット保険に加入した方がいいと感じるのか

家族の一員としてしっかり治療してあげたい、という考えるのであれば、加入するほうがいいと思います。
また、ワンちゃんによっても、病気やケガをしやすい子は若いときから入るほうがいいです。
病気になってからでは入れない場合があるのです。
とくに、内分泌疾患は若いときに発症して、薬をずっと服用するというケースがあり、治療も長期に渡るのです。

●ペット保険に入っていてよかったという声は以前からありましたか

獣医療の専門性が高まってきた頃、10年ほど前から専門医のところでよく聞くようになってのです。
当初は、ペット保険は実現しないと言われていて、実際につぶれたりしていた保険会社もいたのですが、保険制度も変わり、保険会社の姿勢もしっかりしてきました。
高度医療が進むにつれて加入する人は増えてきました。

●ペット保険に加入する上で注意すべき点は

提携病院の窓口ですぐに保険が適用されるタイプと、領収証であとから請求するタイプの2通りがありますが、通っている動物病院は提携しているかどうかも含め、そこの確認が大切ですね。
また、保険金を請求できると思っていたのに対象外だったというケースもありますから、何が対象で何が対象外か、契約内容をしっかりと把握しておきましょう。
そのほか、ペット保険はだいたい1年ごとの更新なため、何歳まで更新できるのか、保険料はどうなるかの確認も大切です。

●ペット保険会社ではデータを集めている

保険会社では、たとえば犬種別や年齢別、かかりやすい病気などのデータを集めて分析して発表しているのです。
これはとても有意義なデータです。ほかにもいろいろな形で社会貢献をしています。

●ペット保険の選び方の基礎知識

・どうやって加入すればいいのでしょうか
各保険会社のWebサイトでの申込みの他、代理店となるペットショップやブリーダー、動物病院、銀行、信用組合などを通して加入することもできます。
代理店がグッズ販売店であれば、オリジナルグッズをプレゼントしてもらえるという特典もあります。
・どんな種類の保険がありますか
通院・入院・手術まで幅広く補償するプランと、入院・手術を限定して補償するプランがあります。
・何歳でも加入できますか
0歳から保険の加入は可能です。ただし、新規加入には保険のタイプによって年齢制限がある場合があるので注意しましょう。。
・保険金の請求はどうすればいいのでしょうか
治療費を動物病院に支払い、後に保険会社へ請求して治療費を受け取る方法と、治療費のうち、保険で補償される金額を差し引いた自己負担分のみ動物病院へ支払う方法があります。
どちらの方法を採用しているかは各保険会社によって違うため、加入時に確認しましょう。

●日本でのペット保険の加入率は何と約9%

保険の歴史は古代オリエント時代にまで遡ります。
交易中の自然災害や盗賊・海賊などのリスクに備えて資金の借り入れが行われていたのが保険の起源と考えられています。
動物を対象にした保険が誕生したのは、1890年のスウェーデンです。
ただし馬などの家畜が対象で、犬を対象にした保険が販売されたのは、同じスウェーデンで1924年です。
次いで1947年にイギリスで、1980年に北米でペット保険の販売が開始しました。
日本初のペット保険が販売されたのは、1995年でした。
現在のペット保険の加入率は、スウェーデンが約65%と高く、イギリス約25%、日本は約9%です。

●保険証を提示すればOKの窓口精算

保険金請求の手続きは面倒なものですが、全国の動物病院と提携して、ペット保険にしていることを証明する保険証を提示するだけで金請求が完了する「窓口精算」方式があります。
ただし、すべてのプラン、すべての病院で窓口精算ができるわけではないのです。
窓口精算ができなくても後日請求はできますが、ペット保険への加入を検討する場合は、近くに窓口精算が可能な病院があるかどうかなども考慮し、加入してみましょう。

●ペット保険の選び方のポイント

・プランは重複して入ってもいいでしょうか
ペット保険ではすべての医療費が対象ではありません。
何が対象で何が対象外か、また、犬種や年齢によって保険料がどのくらい違うのかなども理解しましょう。
・保険の対象外になるのはどんな病気でどんなときなのでしょうか
原則、加入時は健康なワンちゃんが対象です。
保険会社によっては、治療中のケガや病気を対象外として加入できる場合もあります。
加入後に発症した病気は、先天性疾患でも保険の対象です。
しかし、健康診断やワクチン、去勢・避妊、予防のためのサプリメントなどは対象外です。
・犬種や年齢によって保険料は変わりますか
犬種を体重別に分類してクラス分けしていることが多いです。
保険の契約間は基本1年間です。
年齢によって保険料は毎年変わります。
・愛犬が起こしたトラブルも補償できるのでしょうか
ペット賠償責任特約をつけると、人やほかのワンちゃんなどに傷を負わせたり、ものを壊したり傷をつけたりして損害賠償責価が生じた場合、補償できます。

●ペット保険の成長率は、每年20%前後

日本のペット保険業界の市場規模は全体で約490億円で、最近は毎年20%0前後の成長事で伸びています。
その背景には、ペット保険の認知向上や、ペットの家族化、さらに、以前飼っていたペットに多額の医療費がかかったことから加入を検討する人が増えました。
ペット保険の加入者数は多くはありませんが、今後もペット保険の加入率は増えていくと思います。

●ニーズに応え、シニア犬でも入れる保険が登場

高齢化の波は、人間だけでなく、ワンちゃんの世界にも押し寄せています。
ワンちゃんの場合、「シニア」と呼ばれるのは7〜8歳以降ですが、現在、ワンちゃんの平均寿命は14.29歳と言われ、高齢のワンちゃんはこれからも増えていくと考えられます。
そのような中、飼い主を悩ますのが高齢の愛犬の健康状態と医療費です。
人間同様、高齢になればなるほど病気やケガに悩まされることが多くなり、病院通いを余儀なくされて、年々医療費がかさむこととなるでしょう。
0歳に比べ、12歳の犬猫の平均医療費は52倍にもなるというデータあるのです。
このようなときに頼りになるのが「ペット保険」ですが、保険の加入には年齢制限があるため、「保険に入りたいけれども入れない」という声が多くあります。

●ワンちゃんの診療費は高い

現在、ペットの診療費は動物病院によって違います。
独占禁止法によって獣医師の団体などが診療費の基準料金などを決めることが禁じられているため、獣医師は各自で料金を設定しています。
これが、飼い主からは「わかりにくい」という声が出る理由のひとつとだと思います。
また、公的な医療保険制度のある飼い主(人間)の場合、窓口で支払う自己負担額は実際にかかった費用の3割(6〜69歳の場合)ですが、ワンちゃんの場合は飼い主が全額負担になります。
単純に計算しても、人間の3倍以上の医療費が請求されます。
手術費用は1回の金額が大きく、通院治療は毎月2〜4万円かかる場合もワンちゃんの診療費は、病気やケガの種類・程度だけでなく、体の大きさや犬種、年齢、治療方法や検査などによって異なり、一般に体が大きく、年齢が高いほど、治療費は高くなるのです。
年間の「ケガや病気の治療費」の平均は、超小型犬で5万円台、大型犬で8万円台となり、実際は犬種によってかかりやすい病気は異なり、病気によって治療費も大きく違います。
歯周病や異物誤飲などは、飼い主が注意すれば予防できるものですから、愛犬の負担にならないよう、できるだけ予防に努めましょう。
通院治療を続ける必要のある外耳炎はどの年齢層においても多く、年を取るに従い、長期の治療が必要な皮膚炎や、手術や長期の薬の服用が必要な心臓病といった病気が多くなります。
一般的に、外耳炎や皮膚炎など継続的な治療や薬が必要な場合は月に2〜4万円ほどの治療費がかかり、心臓手術の場合は、手術費用だけで100万円かかることも珍しくありません。

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