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●知っているようで知らないワンちゃん特有の3大汚れ

飼い主を悩ませる汚れというと、ワンちゃん特有のにおい、排泄物やそのにおい、抜け毛、泥汚れ、布製品にしみついたシミや黒ずみなどさまざまありますが、とくに飼い主を悩ませているのは、「におい」「毛」「菌」の3大汚れになります。

●におい

人用の洗濯洗剤ではワンちゃんのにおいは落ちにくいです。
飼い主が悩むワンちゃんのにおいには、口臭や排泄物のにおいなどもありますか、最も気になるにおいが、ワンちゃんの体表で発生するワンちゃん特有のにおいだと思います。
このにおいは、皮脂やフケなどのタンパク質などの汚れを栄養にして菌が繁殖して発生するもので、この菌は、ワンちゃんの体だけでなくワンちゃんの体に触れるペッドや毛布、タオル、服などの布製品にも移るのです。
ワンちゃんが使う布製品を洗濯してもこのにおいが落ちにくいのは、人とワンちゃんでは皮脂の構成成分が違うために人用の洗濯洗剤ではワンちゃんの皮脂汚れが落ちずに残ってしまうからと考えられてます。
人用の洗濯洗剤は、人の皮脂や生活に由来する襟や袖口や食べ残しなどの汚れを落とすように作られていますが、犬の皮脂汚れは人から出る皮脂や汚れと異なるため、人用の洗濯洗剤で洗っても汚れは落ちしきれません。

●毛

静電気がワンちゃんの毛の始末をしにくくしています。
ワンちゃんの毛は、人のもよりも布製品などに絡まりやすく、洗濯をしてもなかなか取り除けないのです。
これは二つの原因が関係してます。
ひとつ目は毛の軽さです。
人やワンちゃんの毛は芯の部分に空洞かあって空気を含んでいますが、ワンちゃんの毛は人の毛よりも多くの空気を含んでいるため、軽く衣類などにつきやすいです。
とくに、ダブルコートもは特く家とくにタプルコートの下毛は軽く短く縮れているために、一度布製品につくと取れにくくなってしまいます。
ふたつ目は静電気です。
静電気は異なる物体の摩擦によって生じますが、ワンちゃん用の布製品にもよく使われているアクリルやポリエステルなどの素村はマイナスに帯電しやすいため、プラスの電気を帯びやすいワンちゃんの毛(ウールと同程度)を簡単に引き寄せてしまうのです。
そして、一度静電気によって布製品についた毛は、繊維になかに入り込んだんり、毛同士が絡まりあったりしてますます取れにくくなります。

●菌

人の健康を害する恐れもある目に見えないバイ菌汚れです。
ベッドや毛布などの愛犬グッズにはさまざまな菌が付いています。
前述のように菌の増殖がにおいの原因になっていることもありますし、愛犬自身だけでなく、飼い主である人の健康にも害を及ぼすことがありますから、十分な注意しましょう。
たとえば、ワンちゃんの肛門周辺に残っていた便から大腸菌がワンちゃんのベッドなどに付着し、人の口に入って下痢や腹痛などを起こすこともあるのです。
また、ワンちゃんの口の中にいるパスツレラ菌が傷口などから人の体内に入ると、その部分が化濃したり、敗血症などの全身感染症を発症したり、呼吸器感染症などを引き起こすことがあります。
さらに、布製品についた真菌(カビ)がアレルギーの原因になることもありますし、空気中に漂っている花粉などの徴細粒子が前述の静電気によって引き寄せられてアレルギーを引き起こすこともあるのです。
菌や花粉などは、目に見えず、においもありません。
「目には見えなくても確実に汚れている」ということをしっかりと理解しておきましょう。

●家からの脱走やケガなどのアクシデントに注意

大掃除では、普段は起きないようなアクシデントが起きてしまうことがあるんです。
たとえば、網戸を外したり、ベランダなどに荷物を出して掃除をしたりしていると、荷物を足場にしてワンちゃんがベランダから外に出たり、高層住宅の場合は分からずに落ちてしまうということもあります。
また、玄関の戸を開けて掃除をしているときに、ワンちゃんが勝手に外に出てしまうこともあります。
むやみに窓や玄関を開けたりせず、常にワンちゃんのいる場所を確認しながら掃除をしましょう。
その間、ワンちゃんをどこに置いておくかなども前もって考えておきましょう。
浴室の掃除ではカビ取り剤などの強い薬品を使うことも多くなるので、
それらがワンちゃんの体についたりしないように十分に気をつけましょう。
また、換気を怠るとワンちゃんと飼い主双方の健康によくありませんから、忘れずに換気を行いましょう。
薬剤を使うときは、その場からわんちゃんを避難させてから行った方がよいです。
そのほか、掃除をするために立てかけておいた板などが倒れたり、高いところに上げていたものが落ちたりしてワンちゃんがケガをすることがあるので、
「ちょっとの間だけだから⋯⋯⋯」、と油断をせずに片づけをしましょう。

●掃除の前にワンちゃんの体を清潔にして壁の汚れも見逃さない

大婦除の前には、愛犬の体をきれいにしましょう。
せっかく家の中をきれいにしても、ワンちゃんのフケや毛が落ちたりすれば、再び菌の温床になってしまうのです。
シャンプーをするか、ワンちゃんの体を清潔にするシートなどで拭いてフケや皮脂汚れ、抜け毛などを取り除きます。
掃除は上のほうから始め下の方へ進めるのが基本ですから、先に壁を拭くようにしていきましょう。
壁にはワンちゃんのくしゃみやぶるぶると体を震わせたときの汚れが飛び散っていることがあるからです。
とくに皮膚病や耳の病気のあるワンちゃん、皮脂の多いワンちゃんを飼っているときは、壁をしっかりと拭きましょう。
そのほか、カーペットやラグの端をめくったところ、ワンちゃんの寝床のまわり、ケージやハウスの下や壁は、普段はなかなか掃除しないところですから、
汚れやにおい、菌、ダニなどがこびりついているはずです。
ていねいに掃除しましょう。

●大掃除の注意点

・立てかけているものが倒れてくる
柄の長い掃除器具、棚板、お風呂の蓋など、ちょっと立ている間に風のいたずらや愛犬が触れてバタンと倒れ、思わぬケガをすることがあるので危険です。
片づけの際もぐらついたり簡単に倒れたりしないように、安全に行いましょう。
・掃除機嫌い
愛犬が掃除機嫌いだと、なかなか思い切った大掃除がしにくいです。
苦手な掃除機を避けるのではなく、日頃から掃除機を見せるたびにおやつを与えるなどして積極的に慣らすことで、愛犬のストレスもぐっと軽減させましょう。
掃除を楽しみにするぐらいにしておけば、安心して大掃除ができるようになるのです。
・想像もしない事故
家具や荷物などを一旦階段の踊り場、ベランタなどに出して掃除をする場合があると思います。
愛犬がそれらを踏み台にして誤って転落する事故の危険があるため、
愛犬が近づかないようサークルなどで囲い、十分に気をつけましょう。
・開放すると危険な玄関ドア・網戸
ほこりが舞うためドアを開け放って掃除をすることもありますが、見ていない隙に愛犬がこっそり脱走することがあるため危険です。
行方不明になって事故に遭ったり、近所をうろうろしたりして苦情の原因にもなりますので、掃除中はサークルで仕切って、愛犬の居所にも注意してみましょう。
・室内に汚れを持ちこまないことも大切
人の犬アレルギーの原因には、ワンちゃんそのものが原因というより、むしろ外から持ち込む汚れ、ワンちゃんのフケ、毛、よだれなどに含まれるタンパク質が原因物質であるといわれています。
毎日の散歩後に玄関先で、掃除用シートなどの静電気で汚れを吸着する布などでワンちゃんの体表面をよく拭きとるだけで、アレルギー予防の効果があるのです。
・ノミ駆除も徹底掃除で可能
ワンちゃんについて持ち込まれたノミは、普段出入りの少静かな部屋のカーペット、ベッドの下など冬繁殖し、人やワンちゃんが部屋に入ってくるとジャンプして寄生しています。
とくに壁際、部屋の隅、カーペットの裏面などに多く潜んでいるため、敷物や大型家具をどかして、こまめに掃除機をかけるようにすると、室内のノミを駆除することが可能になります。

●壁の構除ははたき+水拭きか基本

壁の掃除は床を掃除する前に行いましょう。
壁にもさまざまなほこりがついていますから、粘着ローラーで取るか、はたきをかけてから、水でぬらした雑巾を固く絞って水拭きしましょう。
壁が黒く汚れているのは、ワンちゃんの体から出る皮脂で、水拭きでは落とせない場合は、ペット特有のにおいや汚れに効果のある洗剤を使用してみましょう。
ただし、壁の素材によっては壁が変色する場合があるため、目立たないところで試してみましょう。

床の掃除は人の出入りが少ない時間帯に
玄関やリビング、寝室などの床には、衣類や布団などの布製品から出た繊維クズ、ダニの死骸やフン、動物の毛、髪の毛、人やワンちゃんの垢、食べカス、泥や砂、花粉、カビの胞子など、さまざまなものが混じりあって落ちているのです。
こうしたハウスダストは非常に小さく軽いため、人や大ワンちゃんが動いたりするたびに空中に舞い上がってしまいます。
そのため、1時間ほど人の動きがなく、ハウスダストが再び床に降りてきたときが掃除のタイミングです。
掃除機やフローリングワイパーなどを使って部屋の隅から順にきれいにしましょう。
ハウスダストは、フローリングの場合は人があまり通らない隅のほうに、カーペットやラグを敷いているときはその上に多くたまっているのです。
部屋の隅やカーペットなどの上は念入りにていねいに掃除をしましょう。

●たまには水拭きですっきりと

掃除機やフローリングワイパーなどで掃除をしても、フローリングの床のざらつきやべたつきが気になることがあると思います。
そのようなときは、水でぬらした雑巾を固く絞って水拭きを行いましょう。
なお、フローリングの床は水分を嫌いますから、頻繁な水拭きは避けましょう。
畳もたまに拭き掃除をするとよいでしょう。。
畳はフローリングよりも水分を嫌いますから、普段は乾拭きにとどめておきましょう。
水拭きをするときは、天気のよい日を選び、水でぬらした雑巾を固く絞って拭きましょう。
なお、掃除機をかけるときも、水拭きや乾拭きをするときも、畳を傷めないように畳の目に沿って手を動かします。。
カーペットやラグの繊維に入り込んだ汚れは、掃除機で吸い取ることは困難ですので、家庭で洗えるものであれば、天気のよい日に思い切って丸洗いをしてみましょう。

● 毎日、浴室全体を温シャワーで洗い流す

浴室の掃除で最初に課題になるのがカビだと思います。
カビは、人やワンちゃんの体から出た皮脂や垢などの汚れを栄養源にして成長していきます。
シャワーを浴びているときや体を洗っているとき、泡やシャワーのしぶきとともに浴室全体に汚れが飛び散るためいつのまにか浴室全体にカビがはえていきます。
カビを防ぐには、皮脂や垢などの汚れを残さないことです。
浴室を使ったら、壁や床に飛び散った汚れをお湯のシャワーでしっかりと洗い流します。
とくに肩の高さから下の壁と、カウンターがある場合はその下あたりは汚れやすい部分ですから、ていねいに洗い流します。
また、カビは温かく湿った環境を好むため、
浴室から出たら十分に換気しましょう。
できれば壁についた水気は拭き取りたいです。
平らな壁なら、浴室用のスクイージーを使うと簡単にできます。

●洗剤を使った掃除を

浴室を使うたびにシャワーで流していても、定期的に掃除をしましょう。
少なくとも週に1~2回は浴室用洗剤を使って壁や床を掃除します。
平らな面はスポンジで、凹凸がある面はブラシを使ってていねいにこすり洗いをしましょう。
とくに、水がたまりやすい浴室の隅や床の表面の溝、排水口などは汚れやすい場所ですので、
ブラシや使い終わった古歯プラシを使って念入りに掃除をします。
ワンちゃんがたまっている不衛生な水をなめたりすることもあるので、
浴室には勝手にワンちゃんが入らないように注意しましょう。

●カビを発見したらすぐ対処し、カビ防止剤も併用

壁や床にシャワーをかけながらカビが生えていないかチェックしましょう。
そしてカビを見つけたら、すぐにカビ取り剤を使って除去しましょう。
カビを放っておくと、面で広がるだけでなく、目地やゴムパッキンなどの奥深くにまで菌糸を伸ばし、取れなくなります。
カビがないように見えても、目に見えないだけなのです。
現在は浴室全体のカビを簡単に除菌できる防カビくん煙剤が市販されていますから、定期的に防カビすると掃除がらくです。
なお、浴室用洗剤やカビ取り剤、防カビくん煙剤などを使っている場合は、ワンちゃんはほかの場所に隔離しましょう。

●落ちにくい汚れやにおいにはペット専用洗剤を使う

愛犬が毎日使っているベッドや毛布、おもちゃなどには、愛犬のよだれ、抜け毛、フケや垢、繊維クズ、ダニの死骸やフン、砂ぼこり、カビの胞子などさまざまなものが付着しており、洗濯をしないと強烈なにおいが発生してくることがあるのです。
多くの飼い主が悩むのは、頻繁に洗濯をしても、こうした汚れやにおい、毛などが取り切れていないのです。
これは、ワンちゃん特有の皮脂が布製品の奥にまでしみ込んでいるからなのです。
ワンちゃん特有の皮脂は人の衣類用洗剤では落ちにくいため、洗濯をしてもすぐに雑歯が繁殖し、不快なにおいが発生します。
このような場合は、ペット用品専用に開発された洗剤を使ってみましょう。
ペット専用の洗剤には、一般的な洗剤では落ちにくいワンちゃん特有の皮脂を落とすための成分を主体に作られているのです。

●つけおきや漂白洗浄で洗浄効果アップ

ぺット専用の洗剤は、使い分けることでより効果的です。
しっかりきれいにしたい場合は、つけおきをするとよいです。
通常の洗濯で使う1回分のぺット専用洗剤で濃い洗浄液を作り、2時間ほどつけおきしてから、ほかの衣類なども入れて通常の洗濯をしてみましょう。
また、衣替えでしばらく使わない衣類を収納するときは、つけおきに酸素系漂白剤を併用したり、、お湯を使ったりするのも効果があります。
汚れ落ちが不十分なまま収納すると、時間がたつうちに汚れが変質して黄ばみとなることがあるので注意しましょう。

●こびりつきやすい毛は「抗菌仕上げ剤」で防止

ペッドや毛布などにびっしりと抜け毛がついて困っているときには、ペット専用に開発された洗剤があり、洗濯で毛が落ちやすくする成分が配合されているのです。
また、洗剤や毛が付着しにくくなるような成分が配合されたペット専用の抗菌仕上げ剤もあるのです。
この二つを組み合わせて使うことで、絡まりやすい毛もかなり防げます。
ただし、効果を上げるためには、洗濯前にできるだけ毛を取り除いておきましょう。
なお、ペット用品の「抗菌仕上げ剤」には、抗菌効果や静電気防止効果、ダニ除け効果もあるので、
においの原因となる菌の発生や、花粉やダニなどのアレルゲン物質の付着を防ぐ効果もあります。

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