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梅雨期も終り、夏に突入するわけですが、今月は、温度が高いため、犬は呼吸回数を増し体温を調節しています。したがって、飲水が加剰になり、下痢を起こしたり、胃炎が発生し、食欲不振または、嘔吐などを繰り返すことがしばしばあります。

胃腸炎となると、嘔吐はもちろんのこと、血便をしたり、大事になることも少なくありません。また、この時期は、中毒症状を呈して来院する患畜も多く、これについて少し説明をしましょう。中でも殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、ヒキガエル、そして食物由来の中毒が代表的なものとしてあげられますが、中でも殺虫剤、殺鼠剤は、生物学的機構に毒性を発揮し、殺すように作られていますので、ペットのいる場所で使用することは危険がともないます。除草剤の中毒は、非特異的で食欲不振、嘔吐、下痢などですぐに除草剤が原因と診断することが難しく、治療に時間をかけてしまうこともあります。外にヒキガエル中毒も多く、犬が、カエルの耳下腺を押し出して中毒症状を呈し、流涎、そして重症のものは痙攣すら発症することもあります。

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