梅雨期に入りますので、愛犬にとって最悪の季節となります。特に屋外犬は、ノミなどの増殖も激しく、皮膚病になりやすい時期です。皮膚および被毛を清潔に保ち、皮膚病にならないように予防してください。
また、この時期には、換毛が始まり、オーナーにとって一年の中で一番被毛の手入れが必要な時期で、ブラッシングおよび、死毛除去器具などで死毛を取り除いてください。
フケを取り除くことによって皮膚炎や湿疹にならないように予防し、皮膚に付着した脂肪分や汚れをシャンプーをして、取り除いてください。これをほっておくと突発性湿疹になってオーナーをあわてさせることがしばしばです。一日にして、皮膚が赤裸となり、犬はかゆみのあまり、皮膚を自分の歯でかきむしり、被毛をむしり取ってしまいます。病巣は、リンパ液で湿潤し、とてもいたそうで、犬たちは、この治療をいやがり、中には薬の塗布などをいやがるものも少なくありません。
また皮膚病には、菌、内臓機能から発生するもの、外部寄生虫(ノミ、ダニなど)によっても発症するものもあります。